皆さまお世話になります。夢ハウス山里のシゲちゃんです。先日のブログでは『宮川早生』みかんの収穫をしている様子をお届けしましたが、あれから数日が経って、今度は温州みかんの中でも中生品種の【石地みかん】の収穫が始まりましたので、今年の石地みかんはどんな様子なのかをお届けしたいと思っております!!
我が家で最大の面積がある石地!!
我が家では先祖代々から続くみかん農家なのですが、その中でも1番面積が多いのが中生(なかて)温州みかんの石地になります。石地と呼ばれる品種のみかんは隔年結果(かくねんけっか)の酷い品種なので、作り方が非常に難しいのですが、我が家独自の栽培方法を用いて摘果(てっか)方法の改善や選定(せんてい)技術の向上をしていきながら栽培して来ました。

その結果、10a(アール)程の園地で毎年約5トンから7トン弱程のみかんが実るようになりました。我が家ではゆら早生、宮川早生、石地と合わせて3種類の温州みかんを栽培している訳なのですが、田舎の実家暮らしで家族6人を支えて行こうと思ったらまず、栽培面積がまだ少ないので、体さえ元気ならもうちょっと規模拡大をしていきたいのが正直な本音です。
石地みかんは杉山温州の突然変異体!
さて、我が家でもここ6~7年ほど収穫が続いている石地みかんなのですが、今一度この石地みかんの出来た理由について簡単に説明したいと思います。
- 石地温州みかんは杉山(すぎやま)温州みかんの変異樹!
- ふるさとは『広島県倉橋町』で2000年に品種登録された!
- 浮皮の発生が少なく、果味が良い中生温州みかん!
石地みかんの出来た理由と特徴をあげるとこんな感じです。実際に広島県では品種登録されてから広島県のブランド品種として高値で取引されています。

今年は10月の降雨の影響で少し大玉傾向にあり・・・。
写真を見てもらえば分かるかと思いますが、今年は真夏の気温が高かったのと10月に雨がたくさん降った事もあって、いつもよりサイズが1階級ほどアップしてしまいました。

みかんの大きさって人それぞれ好みがあるかと思いますが、実は小さければ小さいほど糖度が高く、実際に食べた際の食味の満足度がとてもいいんです。

僕も実際に収穫をしながら休憩中に試食したりもするのですが、石地だけは2Lサイズのような大玉でもちゃんとしたみかんの味を味わう事が出来るのが最大の特徴じゃないかな~と個人的には思います。
出荷は年末から年明けにかけてがピークです!
そんな我が家の石地みかんはいわゆる『蔵出しみかん』として市場や産直市にこれまでたくさん出荷して来ております。今年も収穫されたみかんは現在、貯蔵庫にて眠らせておりまして、出荷の方は例年通りなら年末から1月末にかけてがピークになるのではないかと思っております。

我が家のみかんと言えば、ゆら早生に次いで人気を誇るこの石地!!年末には産直市にも出荷するかと思いますのでぜひ、お楽しみにして下さいましたら幸いです。
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