【コラム】新規就農者と親元就農者の違い
皆さまお疲れ様です!夢ハウス山里です。持病を抱えながらも、しっかり前に向いて足を踏み進めようとしています。僕は数年前までごく普通のサラリーマンでした。それが、サラリーマン生活の影響で体を悪くして職を失うきっかけとなり、今ではリハビリがてらに祖父の土地でみかん作りを学んでいます!(^^)!
そんな今日のコラムは『特集』なんですけども、タイトル通り「新規就農者と親元就農者の違い」について述べたいと思います。
新規就農者と親元就農者
最近、新聞の記事を読んでいますと、新規就農者と親元就農者の間で補助金制度に対する差別や認定制度の違いが浮き彫りになってきているよなぁ・・・。と、感じましたので今回の記事を書かせて頂く事に致しました。ちなみに、記事を書いている中の人は『認定農業者』の補助制度を申請しましたが、色んな理由で断られてしまった人物です。
農業の仕方は様々!!やり方次第で利益は何倍にも膨れ上がる!!
まず一つ言わせて頂きたいのが、現在の農業のやり方は本当に人それぞれ。昔ながらの原始的な農産物制作を追求する人もいれば、無農薬栽培に取り組む人や、最新の技術「スマート事業プラン」等を使ってIT技術を駆使した形で効率のいい農産物を生み出している人もいます。
そぅ・・・。
つまり『農業』はやり方次第で利益を何倍にでも膨らます事が出来る夢のようなお仕事のジャンルです。しかし、新規就農者と親元就農者の間では技術面や経済面、生産面でも色んな違いがありますので、今日はその内容を紐解いていきたいと思います!(^^)!
親元就農者のメリットとデメリット
まずは、親元での就農について。TwitterやInstagramを見ていると、都会から親元へUターン移住してきた若者が農業の世界へ飛び込んでいるのが目立ちます。親元就農の良さは、何と言っても「親の技術(祖父・父・母・祖母など)を自分の物に出来る!」と言う事ですが、新規就農者と比べてどんなメリットとデメリットがあるのか?下の記事を参考にして頂きたいと思います。
- 家族の支援と共同作業: 親元就農では、家族が共同で農業経営に参加することが一般的です。家族の支援と協力により、農作業や経営における負担やリスクを分担することができます。共同作業によって労力や時間の効率化が図れるだけでなく、家族の絆を深めることもできます。
- 土地や施設の利用: 親元就農では、親や親族の所有する土地や農業施設を利用することができます。これにより、農地や施設の購入や借り上げにかかる費用や手続きを省くことができます。既に農地や施設が整備されている場合は、生産のスタートアップにおける負担を軽減することができます。
- 経営の安定性と相談のしやすさ: 親元就農では、経験豊富な親や親族が経営に関するアドバイスや指導を行うことができます。彼らの豊富な知識やノウハウを活用することで、経営の安定性を高めることができます。また、相談や意見交換がしやすく、困った時や悩みがある時に頼ることができるというメリットもあります。
- 家族内の衝突や負担: 親元就農では、家族が共同で農業経営を行うことが多いため、家族内での意見の不一致や衝突が生じることがあります。また、農作業や経営における負担が家族全体に分散されるため、個々の家族メンバーに負担がかかることもあります。
- 独自の経営判断の制約: 親元就農では、親や親族が経験や知識を基にして経営判断を行うことが一般的です。そのため、新しいアイデアや取り組みを自由に導入することが制約される場合があります。自身の経営の自主性や創造性を発揮する余地が限られることがデメリットとなることがあります。
- 継承や後継者問題: 親元就農では、家族経営が主体であるため、将来的な継承や後継者問題が浮上する可能性があります。後継者がいない場合や家族内での後継者候補が複数いる場合には、経営承継に関する調整や問題解決が困難になることがあります。
親元就農のメリットとデメリットはこんな感じっ!僕は今、祖父のみかん作りの技術を学ぼうとしています。しかし、体は一つしかない・・・。一緒に五郷でみかん作りの輪を広げてくれる仲間が欲しいゼッ(‘ω’)キリッ
新規就農者のメリットとデメリット
それでは引き続きまして、新規就農者のメリットとデメリットをご紹介致します。「農業の経験ゼロの状態で農業を始めたい!!」と言う人はメリットよりもデメリットをちゃんと理解した上でその先へ進まないといけないので、よく記事の内容を呼んで頂けたら幸いです♪
- 自由な経営の選択と創造性の発揮: 新規就農者は、自身の経営方針や戦略を自由に選択することができます。他の親族や家族の経営スタイルに制約されることなく、自己のビジョンやアイデアを実現することができます。また、新しい技術や取り組みを導入し、創造性を発揮することも可能です。
- 独自のネットワークとパートナーシップの構築: 新規就農者は、農業界や関連業界で新たなネットワークやパートナーシップを築く機会を得ることができます。農業団体や地域の農業関係者とのつながりを広げることで、情報や助言を得たり、共同プロジェクトを進めたりすることができます。
- イノベーションと市場競争力の向上: 新規就農者は、新しいアイデアや技術を取り入れることで、イノベーションを促進し、市場競争力を高めることができます。新しい需要や消費トレンドに対応するための生産品目や生産方法の選択によって、市場での差別化を図ることができます。また、自身のブランドや価値観を打ち出すことで、独自性を持った商品やサービスを提供することも可能です。
- 資金や資源の不足: 新規就農者は、農地や施設の購入やリース、農機具の導入、作物の種や肥料などの資材の調達において、資金や資源の不足に直面することがあります。これにより、初期の経費や投資が大きくなり、経済的な負担が発生することがあります。
- 経験や専門知識の不足: 新規就農者は、農業経営において経験や専門知識が不足している場合があります。農業技術や作物の栽培方法、病害虫対策などの知識を十分に持っていないことが、生産や経営の面での課題やリスクとなる可能性があります。
- 市場リスクと競争の厳しさ: 新規就農者は、既存の農業経営者との競争や市場リスクに直面することがあります。市場需要の変動や価格の変動により、収益性に影響を受ける可能性があります。また、ブランドや市場シェアの確立に時間がかかることもあり、競争力の向上に取り組む必要があります。
経済的な面の違いはどうなのか?
ここまで『新規就農者』と『親元就農者』によるメリットとデメリットを簡単にご紹介してきました。こちらのトピックでは、新規就農と親元就農の違いが生み出す経済的な効果についてお話したいと思います。
親元就農の経済的なメリットとデメリット
親元就農の経済的メリットは以下のようなものがあります。
- 土地や施設の利用費削減: 親元就農では、親や親族が所有する土地や農業施設を利用することができます。これにより、購入や借り上げにかかる費用を節約することができます。土地や施設の利用費の軽減によって、初期投資やランニングコストの負担を軽くすることができます。
- 共同作業による効率化: 親元就農では、家族や親族が共同で農作業や経営に参加することが一般的です。共同作業により、労力や時間の効率化が図れます。例えば、作業分担や連携によって作業効率を高めたり、経営の意思決定を迅速に行ったりすることができます。
- 経営の安定性: 親元就農では、経験豊富な親や親族が経営に関するアドバイスや指導を行うことができます。彼らの経験や知識を活用することで、経営の安定性を高めることができます。また、共同経営の場合、収入やリスクを家族や親族と分担することによって、経済的な安定感を得ることができます。
一方、親元就農の経済的デメリットは以下のようなものがあります。
- 経営判断の制約: 親元就農では、親や親族が経営判断を行うことが一般的です。自身のアイデアや意見を反映させる余地が制約される場合があります。自身の経営の自主性や創造性を発揮することが難しくなる可能性があります。
- 家族間の経済的負担: 親元就農では、家族や親族が経営に参加することが多いため、家族内での経済的負担が生じることがあります。経営の成功や失敗によって、家族間でのリスクや経済的負担を分担する必要がある場合もあります。
- 継承や後継者問題: 親元就農では、将来的な継承や後継者問題が浮上する可能性があります。後継者がいない場合や家族内での後継者候補が複数いる場合には、経営承継に関する調整や問題解決が困難になることがあります。このような問題は、経済的な安定性や将来の経営計画に影響を与える可能性があります。
『親元就農』による経済的な面のメリットとデメリットはこんな感じ!「自分の個性を活かした形の農業をしたい」と言う方にはあまり、オススメ出来ないかもしれません・・・。でも、農業をやろうと志した時、自分の実家が農家だった場合、アナタはどうしますか?
新規就農の経済的なメリットとデメリット
次に、これから農業を新しく「新規」で始めようとする人たちに向けて知っている情報を、配信したいと思います。新規で農業を始める際は、本当に考える事がいっぱいあります・・・。まず、何が大事かって?生産技術はもちろんの事ながら、資金面や野菜や果物を栽培するための土地の事についてなど・・・。下の文章を読めば分かりやすいかと思いますのでぜひ、参考にして頂きたいです。
- 収益の自己所有: 新規就農者は、自身の経営によって得られる収益を自己所有することができます。経営の成果や努力に応じて直接的な利益を享受することができるため、収入面でのポテンシャルが高くなります。
- 自由な価格設定と販売戦略: 新規就農者は、自身の生産物や農産物に対して自由な価格設定と販売戦略を立てることができます。市場の需要や価格変動に応じて戦略を柔軟に変更し、収益性を最大化することができます。
- 政府や組織からの支援: 新規就農者は、政府や農業関連の組織からの支援を受けることができます。補助金や助成金、訓練プログラムなど、経済的な援助や教育・指導の提供が行われる場合があります。これにより、経営の立ち上げや拡大に必要な資金や知識を得ることができます。
- 初期投資と負債の負担: 新規就農者は、農地や農業施設の購入またはリース、農機具の導入、種や肥料などの資材の調達に大きな初期投資が必要です。これに伴い、借金やローンの負担が生じる場合があります。初期の経費や負債返済に対する負担は、経済的なリスクとなる可能性があります。
- 収入の不安定性: 新規就農者は、経験不足や市場の変動により、収入の不安定性に直面することがあります。初期の段階では需要や価格の変動に敏感であり、予測困難な要素が経済的なリスクを増大させることがあります。生産の失敗や天候の影響なども収入の不安定性に繋がる要因です。
- 競争の激化と市場参入の困難さ: 農業は競争の激しい業界であり、新規就農者は既存の農業経営者との競争に直面します。既成の市場や取引ルートに参入することが困難であり、ブランド確立や市場シェアの獲得に時間と労力がかかる場合があります。競争力を高めるためには、市場ニーズへの適応や差別化戦略が求められます。
『新規就農』による経済的なメリットとデメリットの違いはこんな感じです・・・。さすがはChatGPT、何でも教えてくれるぜ!!
農業をやるなら補助金を上手く利用したいかな?
新規、親元問わず、これから農業をやり始めたいとなったらアナタのお住いの県にある農業改良普及センター、もしくは市役所等の農林水産課へ足を運びましょう。新規で農業を始める場合や親元就農で農業を始める場合、どちらにも手厚い補助金のサポートサービスがあるのでぜひ、確認してみて下さい。
認定農業者の制度について
僕は『認定農業者』の制度を受け取れなかった人間ですが、新規で農業をやり始めたいとなったらやっぱりこの制度が一番安定しているのではないかと思いますが、お住いの地域によって補助金の上限が変わってくるので、要注意が必要です。
まず、補助金をもらうにあたって重要な情報となる『認定農業者制度』についてのご案内です。認定農業者の対象となる人は、お住いの地域によって様々ですが、こちらでは、この制度を利用する事で得られるメリットをご紹介させて頂きます。
- 政府や関連機関からの支援: 認定農業者は、補助金や助成金、融資制度、訓練プログラムなど、政府や関連機関からの支援を受けることができます。経済的な援助や教育・指導の提供により、新規就農者や親元就農者の経営の立ち上げや拡大に必要な資金や知識を得ることができます。
- 優遇措置や市場アクセスの拡大: 認定農業者は、優遇措置や市場アクセスの拡大を受けることができます。例えば、農産物の販売促進やマーケティング支援、輸出の支援、土地利用の優遇などがあります。これにより、生産物の競争力向上や販路の拡大につなげることができます。
- 農業者同士のネットワーク形成: 認定農業者同士は、情報交換や協力関係を築く機会が増えます。地域や業界のネットワークに参加することで、技術やノウハウの共有、共同購入や共同販売の取引などが行われることがあります。これにより、相互の経験やリソースを活かし合い、経営の改善や成長に寄与することができます。
- 個人(男女を問わない)
- 法人(農業経営を営む法人)であれば、農業生産法人でなくてもかまわない
- 新規就農を目指す非農家や兼業農家
- 水稲、麦などの土地利用型農業はもちろん、農地を持たない畜産や施設園芸などの経営主(税務申告者、営農口座など)
現状でなく1年先程度に経営主になる見込みであれば認定します。 - 共同経営を行う夫婦など
家族経営協定などの取り決めが必要
- 認定申請を行う名義人が、すべて同一の世帯に属する者であるもの
- 家族経営協定などが締結されており、収益の帰属や経営の参加が明確化されていること
- 家族経営協定などの取り決めが遵守されていること
他にも条件がありますので、詳しくは観音寺市のホームページをご覧頂くか、農林水産課の窓口へ直接お問い合わせください。
ものづくり補助金について-香川県の場合-
香川県内で、農業に取り組んだり起業される方の場合は『ものづくり補助金』と言うのがあります。ものづくり補助金を上手く活用すれば、作業性&利益率アップを狙えるかもしれませんので、ご紹介したいと思います。
ものづくり補助金について気になった方は、ぜひ上記のサイトをお読みください。専門の方が今、アナタに必要な補助金の種類や額について詳しく教えて下さいます。また、市の窓口にいけば、無料で経営のサポート相談をやっている所もあるので、そちらも合わせてご確認下さい。
まとめ
今回は『新規就農者と親元就農者の違い』について、ChatGPTを用いた形で記事を書いて来ました!!記事内で述べていますが、農業はやり方次第でいくらでも生産率・利益率アップを狙えます。新規で就農される方は、技術を習得するまで時間がかかりますが、親元で就農を決意されている方は今がチャンスかもしれません。ぜひ、この記事を参考にしてこれから「農業」の道を、歩んでみてはいかがでしょうか?
最後にお知らせですが、僕が暮らしている五郷の里は、60代以上の後期高齢者の方が大半を占めており、何をするのも一苦労です。僕の体が健康であればもっと『農業』の世界を盛り上げていきたいと思っている今日この頃。今の自分に出来る事は、祖父の技術を学ぶ事だけで精一杯なのですが、今後も頑張って修行を続けて行きたいと思います。