【農業男子記録】ゆら早生の成長確認と石地温州の上部摘果
皆さまお疲れ様です。夢ハウス山里(@srv1106takeda)でございます。本日は朝から花松の出荷準備と午後からみかんの上部摘果を行いました!!昨年は少し摘果の基本を教わるだけだったのに対し、本時の作業では本格的な作業を経験したのですが、やはり農業の世界って奥が深いです。
人間と同じく農作物も正直ですから仕事って、ほったらかしにする事が出来ず、ちゃんと適した時期に、適した作業をしないと収穫の時に予定していた数量が収穫できずに困った状態となあります。それを防ぐには、日頃から作業計画を立てて、約1週間分の気象情報を見ながら作業を実行していくしかありません。
本日の作業
本日は、来週の出荷に備えて朝から花松の出荷準備から作業がスタートしました。300束の花松を整理するのには約半日かかるのですが、祖父からの教えが徐々に形になってきたかなぁ?と思います!!しかし、花松は松ならではの『ヤニ』が出るので手が汚くなるのが難点。例え汚れたとしても夜にお風呂に入れば綺麗になるので大丈夫なのですが、綺麗好きな方が生産するには向いていない品物だと言えます・・・。
ゆら早生みかんの成長の記録
旧五郷小学校のグラウンドの下で栽培している『ゆら早生』と呼ばれる極早生みかん。9月下旬に収穫できるのが特徴で、香川県内でも栽培しているみかん農家さんがちらほら増えて来た印象です。葉面散布もしっかりと効いて、葉っぱが緑色に輝いております。
僕の地方は寒さの被害を受けやすいので、デコポンからゆら早生に『高接ぎ』って言う接ぎ木の技術を用いてデコポンを台木にしてゆら早生を継いだのですが、実りだして今年で6年目。
場所によっては10円玉ぐらいの大きなに育っている園地もありますが、我が家のゆら早生はまだ赤ん坊な状態です。その理由は樹の形状にあり!もっと祖父も「来年はハサミを使った剪定をせねば!」と言っていました。
石地温州で上部摘果!!
ゆら早生の園地で見回りが終わった後、石地の園地へ移動。下の写真は今年の2月に祖父の始動の下、僕が選定した樹になります。今でも覚えているのですが初めて剪定バサミとのこぎりを持った瞬間は、怖かったです!でも、綺麗に樹が整ってくれました!(^^)!
我が園地では、数年前より『上部摘果』を取り入れていますが、普通の摘果と何が違うのか?話すと長くなりそうなので上部摘果の記事についてはまた、後日、更新したいと思っています。
おまけ
『今日の一枚』は地元の人だけが利用するこの素晴らしい農道をご紹介。地権者しか通らないので、一般の人は雲辺寺へ向かう歩き遍路をしている方以外、見かける事はほぼございません。時間帯も夕方だったのでいい写真が撮れました♪
僕がよくInstagramでハッシュタグを付けて更新している『天空のみかん園』は、この農道を利用して行き来する事になります。園地の視察がしたい方、五郷の里に遊びに来たい方はご案内しますのでぜひ、お問い合わせくださいませ♪